活動報告
犬猫 殺処分から「譲渡」へ力点(愛知県)
投稿日:2024年02月11日
2024年2月11日
本日の朝刊に愛知県が犬猫 殺処分から「譲渡」へ力点を検討していく方針であることが掲載されました。
愛知県動物愛護センター公式サイトはこちら
世界には野良犬猫の殺処分制度がない国もあります。
このような国では地域自治体が野良犬猫にワクチン・避妊去勢手術を施し
ワクチン接種済みであることがわかるようアルミタグを首に掛けてあげます。
そもそもこのような国の人たちに「野良」という概念はありません。
地域の犬猫、我が町の犬猫という認識で自然に共生しています。
人々は自分の店や家の前を通る犬猫に水やご飯をあげ、町のみんなで飼うというスタイルです。
ヨーロッパ、アジア、カリブの街並み、各国世界遺産の遺跡群などにおいて地域犬猫が人々と共生している風景。
訪れる観光客も、遺跡のてっぺんで寝転ぶネコの姿に思わず笑みがこぼれます。
どこか心に余裕のある優しい風景です。
交通量の多い日本では、もちろん野良飼いはできません。
しかしながら飼えないから、野良だから「殺す」という現在の短絡的措置については
一度立ち止まって考察すべき時が来ているようです。
世界において日本人は和を尊びその思いやりのある気質を高く評価されています。
その日本人がペット「殺処分」ではなく「共生」の道を模索するのは、当然の流れかもしれません。
愛知が他県に先駆けて殺処分ゼロの県になって欲しいと願っています!